初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 101日目。「キャラクターの素体を作る」その1~「パースの付いた下絵の配置」。

東北ずん子で覚える! アニメキャラクターモデリング

東北ずん子で覚える! アニメキャラクターモデリング

Blenderの知識の幅を広げるために、今日からこの本(↑)で勉強していきたいと思います。約260ページでBlenderの基本機能やトポロジーなどの知識に加えて、キャラクター制作のポイント、顔・服・小物の作り方まで学べるようです。現在足りていない知識を補うのにピッタリな本だと思いました。パラパラとめくってみて、トポロジーの知識が著しく足りていなかったことを痛感しました。前回、パワーだけで作ったピカチュウはトポロジーがぐちゃぐちゃでした。
 
Chapter 1 は「Blenderの基本知識」、Chapter 2 は「モデリングの基本機能」が書いてあります。このあたりは他の書籍で学んだことが多いので、ささっと読んで復習をしました。Chapter 2 までで85ページもありましたが、紙面のレイアウトがきれいなのでたいへん読みやすかったです。
 
Chapter 3 の「キャラクターの素体を作ってみよう」から始めていきたいと思います。本書では「パースの付いた下絵」を使ってモデリングをやっていくそうです。パースの付いた下絵3次元情報のある平面の絵。本書によると、一般的なイラストのような「正確な図面のないモデル」を作るには「パースの付いた下絵」を使ったほうがよいそうです。なぜなら、図面のような絵で作るよりも自然なパースの絵のほうがキャラクターのかわいさをうまく表現できるからだそうです。勉強になります。
 



 
2ページ目のURLから下絵をダウンロードしました。
平行投影ではなく透視投影のビューで下絵を配置していきます。
ダウンロードした下絵を配置して、「座標軸」を「カメラ」にしました。
「解像度」を画像のサイズに合わせます。
 

位置と回転を変更して、原点にカメラを移動させました。
 

「レンズ」「シフト」の「Y」の数値を下げて、「カメラの水平線」を移動させました。
下絵の目線の位置まで下げました。
 

カメラ位置を調整して、足元が原点にくるように調整しました。
これでパースの付いた下絵の配置ができました。
 
今日はここまでにします。
思ったとおり本書には大変勉強になることが多そうです。
次回は「素体ベース」を作っていきたいと思います。
 



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