初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

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Blender 174日目。「リトポロジーの基礎」その5「効率的なリトポロジー作業(シュリンクラップ)」。


はじめに

Blender 2.7マスターブック スカルプト&シミュレーション編

Blender 2.7マスターブック スカルプト&シミュレーション編

今日もこの本で勉強していきます。
今回も本書第3章の「効率的なリトポロジー作業」を学んでいきます。付録のモデルを使ってもいいのですが、せっかくなので自分で作ったもので色々と試していきたいと思います。
 

前回まで


前回は付録のモデルを使って、お手本のように「ノーマルマップを適用」することができました。よく見ると細部は異なっているのですが、ベイクしたテクスチャを使うことで、ローポリゴンとは思えないような見た目になっています。
 


今回の作業


以前自分で作ったモデルを使って作業していきます。
お手本と比べると非常に残念な感じですが、あまり気にせずにいきます。
 

「シュリンクラップ」を使う方法


「円柱」のオブジェクトを首にあわせて配置しました。
上下の「ふた」は「なし」にしてあります。
 

押し出し(E)を使って下に伸ばしていきます。
 

背中の方まで伸ばしました。
 

次は、お腹のほうまで伸ばしました。
 

太もものほうにも伸ばしてメッシュを沿わせていきます。
 

この段階でワイヤーフレームで見るとこんな感じです。
 

シュリンクラップ」のモディファイアーを設定しました。
「ターゲット」にハイポリゴンモデルを指定すると各頂点が張り付きます。
 

完成


左側がハイポリゴンモデル、右側が今作ったシュリンクラップしたメッシュです。
このように「シュリンクラップ」を使うことでハイポリゴンモデルに張り付くように頂点を移動させることができました。
こうやって大体の部分を作ってから、細かい部分を修正していくと効率的になるそうです。
今日はここまでにします。次回は「アドオン」を使ってリトポロジーしていく方法を勉強します。
(今日の作業時間:60分)
 
Blender 2.7マスターブック スカルプト&シミュレーション編

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