初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 211日目。「ロボット犬アニメーション」その8「アニメーション③」。

はじめに


今回も「tutor4u」氏が公開しているチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の9分30秒まで進みました。
 

前回まで


前回の続きからやっていきます。前回は、「アニメーション」のレイアウトに変更して「ドープシート」と「グラフエディター」の設定を変更しました。「ドープシート」上で各足のボーンが動くタイミングをずらして、自然な歩行を表現しました。
 

今回の作業


「body」と「foot」のボーンを選択して、
「1フレーム目」に「回転/位置」の「キーフレーム」を設定しました。
 

「25フレーム目」まで移動させて「回転/位置」の「キーフレーム」を設定しました。
「ドープシート」の色が変わりました。
 

身体の部分の動きをより自然なものにしていきます。
「body」のボーンだけを選択して、「13フレーム目」に移動。
ここで「回転/位置」の「キーフレーム」を設定しました。
 

「7フレーム目」に「body」のボーンをX軸方向に「-5度」回転、Z軸方向に「0.3」上げて、Y軸方向に「-0.3」移動させました。この位置で「回転/位置」の「キーフレーム」を設定しました。
 

同じように、「19フレーム目」に「body」のボーンをX軸方向に「5度」回転、Z軸方向に「0.3」上げて、Y軸方向に「0.3」移動させました。この位置で「回転/位置」の「キーフレーム」を設定しました。
 

身体の上下の揺れが表現されて、自然な歩行になっています。
 

歩行を繰り返す設定をしていきます。
「グラフエディター」上でNキーを押してプロパティシェルフを表示。
「モディファイアー」の「反復」を設定します。
 

反復のモディファイアーのなかにある「後」→「オフセットで繰り返し(Repeat with offset)」に設定します。グラフの赤線(body)が右上に伸びる直線になりました。つまり、X軸方向にずっと同じ速度で動いていくようになりました。
 

コピーの機能を使って、「body」のY・Z位置、X回転にも同じモディファイヤーを設定しました。
 

「foot」のボーンにも、同じモディファイアーをコピーして設定しました。
 

「反復」のモディファイアーをすべてのボーンに設定したので、25フレーム目以降も歩き続けるようになりました。
 

「NLAエディター」のプロパティシェルフ(N)を開いて、「アクションクリップ」の「最終フレーム」を「150」にします。
 

「49フレーム目」を選んで、「編集」→「ストリップを分離」を選択しました。
 

アクションが分離できました。
 

「49フレーム目」に「body」と「foot」のすべてのボーンを選択して新しく「キーフレーム」を設定しました。
 

「54フレーム目」の「body」のボーンをY軸方向に-40度、X軸方向に-3移動させて「キーフレーム」を設定しました。
 

「54フレーム目」の前足の2つのボーンをZ軸方向に3、X軸方向に-0.5、Y軸方向に-70度回転して「キーフレーム」を設定しました。
 

「59フレーム目」の「body」のボーンをY軸方向に-20度、X軸方向に-1移動、Z軸方向に0.8移動させて「キーフレーム」を設定しました。
 

「59フレーム目」の前足の2つのボーンをZ軸方向に4、X軸方向に-0.5移動させて「キーフレーム」を設定しました。
 

立ち上がった後の動きを設定していきます。
「64フレーム目」の「body」のボーンを設定しました。
「69フレーム目」まで同じようにして設定していきます。
 

作ったアクションはドープシート上でコピーすることができます。
「59フレーム目」の頂点を選択して、「Shift+D」→「15」で15フレーム後に複製しました。
同じようにして複製して一連の動きを作ります。
 

作ったアクションをNLAエディター上で設定していきます。
 

「アクティブストリップ」の「最終フレーム」の数値を上げると、作ったアクションがゆっくりになります。
※逆に下げると動きが速くなります。
 

ここまで


これまでの設定でアニメーションさせてみました。
お手本のようにできたのではないかと思います。
 
ちょっと時間がかかったので今日はここまでにします。
動画としては25分52秒まで進みました。
次回もこの動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:60分)