初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 212日目。「ロボット犬アニメーション」その9「アニメーション④」(終)。

はじめに


今回も「tutor4u」氏が公開しているチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の25分52秒まで進みました。
 

前回まで


前回の続きからやっていきます。前回は、「ドープシート」と「グラフエディター」、「NLAエディター」を使ってアクションをそれぞれ細かく設定しました。「NLAエディター」ではアクションを切り離して、間に他のアクションを挿入する方法を学びました。
 

今回の作業


各ボーンの動きを確認していきます。
はじめのほうに作った全体を制御する「root」ボーンを動かしてみます。
 

「root」ボーンは「body」と「foot」の親なので、全体が軸ごと動きます。
 

床を作って、仕上げていきます。
 

押し出し(E)で少し厚みを付けました。
 

床部分のマテリアルは「胴体を繋ぐ金属」のマテリアルを流用して作ります。
マテリアルの設定をしやすくするために「compositing」レイアウトにしました。
 

レンガテクスチャ」のノードを追加して、上の「光沢BSDF」の「粗さ」を「0.1」にしました。
 

「レンガテクスチャ」の「カラー」を「マテリアル出力」の「ディスプレイスメント」に繋ぎます。
※「ディスプレイスメント」を使うと、模様によってテクスチャに奥行きができます。
 

あとはお手本のようにレンガの色を指定しました。
拡大するとこんな感じになっています。
 

完成


アニメーションさせてみました。
ほぼお手本のようにできたのではないかと思います。
 
このチュートリアル動画では丁寧な解説のおかげで、アニメーションをさせるための「モデリング」や「ボーンの作成(リギング)」、「ドープシート」、「グラフエディター」、「NLAエディター」などの基本的な使い方を理解することができました。この一連の設定を詳しく説明している日本語の本やサイトは非常に少ないので、大変勉強になりました。
(今回の作業時間:60分)
 
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