初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 213日目。「年代物のマイクのモデリング」その1。

はじめに


今回も「tutor4u」氏が公開しているチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
Modeling a Vintage Microphone」というタイトルで、Part1~2に分けて「年代物のマイク」のモデリング方法が紹介されています。「モデリング」から「マテリアル」の細かい設定まで解説されています。独特の形状のモデリング方法やマイクの質感の表現を学びたいと思います。
※vintage:【形】〔ワインが〕醸造年入りの◆特に当たり年について。〔一般に〕年代物の、古くて価値のある、由緒ある、古い、昔の、~年式の
※microphone:【名】マイクロホン、マイク
 

今回の作業


まず初めに「Mesh: Tissue」のアドオンを有効にしました。
 

ICO球」のオブジェクトを新しく配置しました。
 

「細分化」を「4」にしました。
 

ワイヤーフレーム表示にして、下半分の頂点を削除しました。
 

一番下の頂点を選択して、下に3マス分押し出します。(E→Z→-3)
 

「オブジェクトモード」にして、その場でオブジェクトを複製します。(Shift+D→すぐに右クリック)
新しく複製したオブジェクトに「filter」と名前を付けました。
「H」キーを押して隠しておきます。(アウトライナーの眼をクリックしても可能)
 

もともとのオブジェクトのほうには「screen」と名前を付けました。
 

ループカットを20本追加しました。(Ctrl+R→20→Enter2回)
 

「ツール」タブにある先ほど追加したアドオン「Tissue Tools」の「Dual Mesh」をクリックします。
 

アドオンの効果で頂点が移動して「ハチの巣状」に変化しました。
ただし、下のほうが斜めになっています。これを修正していきます。
 

上の半球部分の頂点のみを選択します。
 

「プロポーショナル編集」の「リニア」を有効にしてから、円の範囲内に全体が含まれるようにして、半球部分をねじっていきます。ハチの巣状の模様が綺麗に見えるところで止めます。
※プロポーショナル編集=選択した頂点だけではなくて、円の範囲内のメッシュの頂点・辺・面も自然に引き伸ばしたり縮めたりする事ができるモード
 

細かい部分は「プロポーショナル編集」をoffにしてZ軸方向に回転させて調整します。
 

一番下の頂点は削除しました。
 

面選択モードで六角形の面を選択して、「選択」→「類似選択」→「ポリゴンサイド」を選択します。
六角形の面がすべて選択されました。
※五角形は選択されていません。
 

「I」キーを2回連続で押して、「0.02」分だけ内側に押し出します。
 

内側に作った面を削除しました。
 

残っている五角形の面も選択して、同じように内側に面を作って削除します。
 

「厚み付け」と「細分割曲面」のモディファイアーを設定しました。
「幅」は「0.02」、「オフセット」は「1」にして少し中心から離れさせます。
「ビュー」と「レンダー」は「2」にしてあります。
 

ここまで


隠していたオブジェクトを見えるようにして、これでマイクの上の部分ができました。
 
ちょっと時間がかかったので今日はここまでにします。
今回はハチの巣状の穴をきれいに表現する方法を学ぶことができました。
動画としては9分20秒まで進みました。
次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:40分)

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