初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 225日目。「火煙テキストアニメーション」その2。

はじめに


今回も「tutor4u」氏が公開しているチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
 

前回まで


前回まで動画の9分14秒まで進みました。前回は「テキストオブジェクト」を配置して「リメッシュ」モディファイヤーを設定しました。さらに「ジオメトリ」や「プリンシプルBSDF」を使ったマテリアルノードを設定しました。
 

今回の作業


「パーティクルシステム」を設定します。
「数」を「10000」、「終了」を「65」、「寿命」を「10」、「ランダム」を「0.7」にします。
「モディファイアースタック使用」にチェックを入れます。
 

「速度」にある「エミッター形状」の「ノーマル」を「0」にしました。
※テキストオブジェクトをエミッターとしているので、この設定によりエミッターの形状が動かなくなります。
 

「レンダー」にある「サイズ」を「0.02」にして放出されるパーティクルを小さくします。
「フィールドの重み」の「重力」を「0」にして生成されたパーティクルがテキスト上に張り付くようにします。
 

「パーティクルシステム」の一番下のテクスチャを新規作成してから、
「テクスチャ」タブにある「カラーランプ」にチェックを入れます。
 

床の下に平面のオブジェクトを新しく配置します。
大きさは文字よりも少し大きめにします。
 

再度テキストオブジェクトを選択して「マッピング」の「座標」に今作った「平面」を指定します。
 

これまでの設定で再生すると、こんな感じです。
テキストオブジェクトの左から順番にパーティクルが生成されています。
 

ダイナミックペイントでテキストオブジェクトが現れてくるような表現の設定をしていきます。
「ダイナミックペイント」で「ブラシ」に「パーティクル」を指定します。
 

さらに「キャンバス」を「テキストオブジェクト」にします。
 

ここまでの設定で再生すると、こんな感じです。
 

透過しているところからテキストが現れてくるようにマテリアルノードを追加します。
「ダイナミックペイント出力」と「属性」+「数式(小さい)」を「ミックスシェーダー」の係数につないで「透過BSDF」を下につなぎます。この設定により「ダイナミックペイント」で塗られた部分が透過せずに現れるようになります。
 

テキストオブジェクトを選択したまま「クイック煙」を選択します。
 

新しく「Smoke Domain」が現れました。
 

「煙」の「解像度」を「100」にします。
 

「煙の適応ドメイン」と「高解像度の煙」にチェックを入れます。
「強さ」を「5」にして激しい煙があがるようにします。
 

さらにテキストオブジェクトを選択して、「フロータイプ」を「火煙+煙」にします。
「フローソース」に「パーティクルシステム」を指定します。
※この設定によって、煙の発生源がパーティクルになります。
 

ここまで


ここまでのところを再生するとこんな感じです。
複雑なアニメーションなので、3Dビューで動かすのにも結構時間がかかります。
 
ちょっと時間がかかったので今日はここまでにします。動画としては21分くらいまで進みました。動画では丁寧に解説されていますが、今回のマテリアルノードの設定は非常に難しく感じました。動画を何度も見直して復習したいと思います。
(今回の作業時間:70分)

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