初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 242日目。「ビールのモデリング」その3「HDRIを使ったライティング」。

はじめに


今回も「Blender Guru」のAndrew氏が2014年に公開したチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の14分43秒まで進みました。
 

前回まで


前回はグラスのフチを調整して、「Images as Planes」のアドオンで背景絵を配置、「放射」のマテリアルを設定して、カメラと床の位置を調整しました。今回はHDRI(High Dynamic Range Image)を使ったライティングを設定していきます。
※「HDRI」=「背景画像を基にシーン内の照明を行うイメージベースドライティング」(→Wikipedia
 

今回の作業


「ワールド」のパネルから「カラー」→「環境テクスチャ」を選択しました。
こちらのサイトから同じHDRファイルがダウンロードできました。
 

「透視投影」にして周囲を見渡すと、スタジオを模したライティングのセットが配置されています。
 

上のHDRを設定した状態でレンダリングしました。
スタジオライティングが効いて、辺縁や底の反射がよりリアルになりました。
 

「放射」のマテリアルを設定した縦長の「平面」を配置しました。
 

カラーをわずかに青くしました。より自然な光が表現できるそうです。
 

平面を複製(Shift+D)して、右の方にも配置しました。
 

ここまで


これまでの設定でレンダリングしてみました。
スタジオライティングと左右の平面からの放射が加わってかなりリアルになりました。
今日はここまでにします。動画としては18分12秒まで進みました。
次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:70分)
 
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