はじめに
今回も「Blender Guru」のAndrew氏が2014年に公開したチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の18分12秒まで進みました。
前回まで
前回は「ワールド」のカラーを「環境テクスチャ」にして、スタジオ風のHDRを設定しました。さらに、グラスの左右に平面のオブジェクトを配置して「放射」のマテリアルを設定しました。これらのライティングが加わって、グラスがよりリアルに見えるようになりました。
今回の作業
グラス内のビールを作っていきます。
「編集モード」でグラスの内側の頂点を選択しました。
グラスの内側の頂点を選択した状態で「Shift+D」→「すぐに左クリック」→「P」→「選択物」の順番で押して、グラスの内側を別オブジェクトとして分離しました。
Altキーを押しながら一番上の頂点をグルっと選択して内側に押し出しました。
ループカットを追加しました。中心には「F」キーで面をはります。
グラスと液体間の表面張力が表現されていないので、その設定をしていきます。
外周を少し上に持ち上げて「平均クリース」を「1」にしました。
液面の頂点を整えました。
グラス部分を選択して「細分割曲面」の「最適化表示(Optimal Display)」にします。
「編集モード」でグラスと液体部分の隙間を埋めるように頂点を調整します。
法線を表示してみるとぐちゃぐちゃになっています。
ツールシェルフから「法線」を「再計算」しました。
ビールのマテリアルを設定していきます。
「ボリュームの吸収」を出力の「ボリューム」に繋ぎました。
お手本のようにカラーは黄色にして、密度を「65」にしました。
※ボリュームの吸収についてはこちらのサイトでもわかりやすく解説されていました。
ここまで
これまでの設定でレンダリングしてみました。
液体が入ってそれらしくなってきました。
今日はここまでにします。動画としては24分49秒あたりまで進みました。
次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:60分)
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