はじめに
今回も「Blender Guru」のAndrew氏が2014年に公開したチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の33分7秒aあたりまで進みました。
前回まで
前回は「液面」をオブジェクトとして分離、複製して「泡」を作りました。「泡」は「SSS」と「ディフーズBSDF」を「加算シェーダー」で繋いで表現されています。
今回の作業
なんとなく泡を若干白くして「カラーマネジメント」を「Filmic」にしてみました。
※ダイナミックレンジが広がり、露出を上げても白飛びしにくくなるそうです。
液面より上の内側の頂点を選択します。
「複製(Shift+D)」→「すぐに左クリック」でその場に複製を作成。
「P」→「選択物」で別オブジェクトとして分離します。
※このオブジェクトをグラスの内側の泡を表現するために使っていきます。
法線が内側に向いていることを確認しておきます。
「Shift+E」→「シームを付ける」で側面に切れ目を入れます。
右画面をUVマップにして、YouTubeにおいてある泡用の画像を設定。
「編集モード」で「U」→「円筒状投影」でUV展開します。
「画像テクスチャ」を「非カラーデータ」として係数につないで、「ディフーズBSDF」と「透過BSDF」を「ミックスシェーダー」でつなぎます。
※これにより泡が白く表示されます。
グラスの内側にぴったりと付くようにループカットを追加します。
次にグラスのマテリアルノードを編集していきます。
「グラスBSDF」だけでは、グラスの内側が影で暗くなってしまっています。
「ライトパス」のノードを係数に追加して、「透過BSDF」を「ミックスシェーダー」でつなぎます。
泡部分が白くなりました。
※これは「影に透明感を出す(74日目)」あたりで少し学んだ知識です。
さらにお手本のように「半透明BSDF」と「透過BSDF」をミックスしていき、最後に「ノイズテクスチャ」で細かな陰影を付けました。
お手本ではノイズテクスチャは削除していましたが、このまま進みます。
ここまで
これまでの設定でレンダリングしてみました。
「グラスの内側の泡」ができて完成に近づいてきたようです。
今日はここまでにします。動画としては43分5秒あたりまで進みました。
次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:60分)
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