初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 303日目。「赤血球のモデリング」その2(終)。

はじめに


今日も「blenderBinge」氏がYouTubeに投稿している「Blender Medical Animation and Visualization [Blender 2.8]」というチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
フォトリアリスティックな赤血球のモデリング方法が解説されています。
 

前回まで


前回は、UV球をつぶしたあとにSculptingの機能を使ってへこみを作り、ボノロイテクスチャやバンプを使って凹凸を表現しました。
 


今回の作業


プリンシプルBSDFのサブサーフェスの数値を調整します。
 

雰囲気を出すために、ワールドの背景色を赤黒くしました。
 

パーティクルシステムを使って赤血球を増やしていきます。
パーティクルを生成する元として、新しくICO球を配置しました。
 

パーティクルシステムを設定していきます。
 

生成されるオブジェクトに赤血球を指定します。
 

パーティクルシステムのモディファイアーを変換して適用しておきます。
 

ICO球を削除しました。生成された赤血球のみが残りました。
 

赤血球をすべて選択して、リジッドボディ→アクティブ追加します。
※すべての赤血球がリジッドボディになります。
 

アニメーションさせると、このままでは真下に落ちていってしまいます。
 

シーンの重力のチェックを外します。
 

フォースフィールドの乱流を配置します。
 

乱流の数値を適当に設定していきます。
 

シーンのリジッドボディワールドの重力を0にしておきます。
 

アニメーションさせてみます。乱流の効果で、やんわりと動いています。
 

カメラを配置して、カメラ内の赤血球を複製して増やしていきます。
 

アニメーションは事前にキャッシュからベイクしておきます。
 

焦点にするためのエンプティオブジェクトを配置します。
 

EEVEEエンジンの被写界深度にチェックを入れておきます。
 

カメラの設定でF値を調整します。
 

お手本のように背景にはノイズテクスチャを乗せました。
 

最後に、EEVEEの影の設定にチェックを入れました。
 

完成


レンダリングしました。
丁寧な解説のおかげでお手本のようにできたのではないかと思います。
 
この動画ではEEVEEを使った質感の表現やカメラの設定を学ぶことができました。
次回も面白そうな動画を探して勉強していきたいと思っています。
(今回の作業時間:80分)

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