初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 310日目。「地球のモデリング」その1。

はじめに


今日からは「Falzon Tutorials」氏がYouTubeに投稿している「Blender 2.8 Tutorial | Eevee | How to make a planet」というチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
EEVEEエンジンを使ったフォトリアリスティックな地球のモデリング方法が解説されています。
以前作ったホログラフィックな地球(Blender 279日目)と同じようで、ちょっと違う方法を使っています。
 

今回の作業


何もないところからはじめていきます。
 

新しくUV球を配置しました。
セグメントは64、リングは32にしてあります。
 

右クリックしてスムースシェーディングにします。
 

Shadingのレイアウトに変更しました。
 

YouTube動画の解説欄にもありますが、NASAのサイトから地球のテクスチャをダウンロードして、ディフーズBSDFに繋ぎます。これだけでUV球の表面にテクスチャが乗ります。
 
※参考
https://visibleearth.nasa.gov/view.php?id=73580(カラーマップ)
https://visibleearth.nasa.gov/view.php?id=57747(雲)
http://naturalearth.springercarto.com/ne3_data/8192/masks/water_8k.png(海用の白黒反転画像)
 

北極と南極のあたりのテクスチャがいびつになっているので、これを修正します。テクスチャ座標のノードを追加して、画像ノードを近接、球、拡張に変更します。わずかな線がありますが、これでほぼきれいにテクスチャが乗りました。
 

同じように、白黒反転画像をつないでいきます。
 

ミックスシェーダーの係数につないで非カラーデータにします。さらに、スペキュラーとディフーズBSDFをミックスします。
※海の部分だけがスペキュラーで白くなりました。
 

拡大するとこのようになっています。白黒の黒の部分は消えていて、白だけが乗っています。
 

あとは、スペキュラーのベースカラーを青色にすれば海が均一な色になります。
 

ここまで


ここまでのところ、こんな感じになっています。
球体のオブジェクトにきれいにテクスチャを乗せる方法を学ぶことができました。
今日はここまでにします。次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今回の作業時間:60分)

>次の記事

<前の記事