初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 313日目。「地球のモデリング」その4~夜の明かりの表現~。

はじめに


今日も「Falzon Tutorials」氏がYouTubeに投稿している「Blender 2.8 Tutorial | Eevee | How to make a planet」というチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。

前回まで


前回は、エンプティオブジェクトを用いて雲に配列のモディファイアーを設定して、ボリュームを持たせました。
 


今回の作業


今回はマスクを使って、太陽の光が当たっていない部分の人工的な光を表現します。
いったん地球のマテリアルの出力とシェーダーを切り離しました。
 

いったん雲も非表示にしておきます。
 

地球のマテリアルノードを設定していきます。
ディフーズBSDFをつなぎました。
 

シェーダーからRGB、数式「追加」、カラーランプを間にはさみます。
※これを使って「マスク」のためのシェーダーを作っていきます。
 

Ctrl+Gでひとつのグループにまとめます。
※あとで使いまわすためにひとまとめにしているそうです。
 

YouTubeの詳細欄にある夜間光のためのカラーマップをそのまま繋いでみます。
これの光量を調整していきます。
 

マテリアル出力の手前に、RGBカーブと放射をはさみます。
RGBカーブのX軸をやや右に移動させると、より暗くなりました。
 

ミックスシェーダーで既存の地球のマテリアルと、今回作った光のマテリアルをミックスしました。明かりが追加されましたが、太陽の光が当たっている部分にも明かりがついてしまっています。
これを先ほど作ったマスク用のマテリアルノードで修正します。
 

マスク用のノードをミックスシェーダーの係数につなぎました。
しかしこれではうまく表示されていません。
 

カラーランプの白と黒のバーを反転させると、うまく太陽が当たっていない部分だけに光が表示されました。
※カラーランプはイーズにしておくとグラデーションが上手に見えるそうです。
 

カラーランプの黒を動かすと、明かりのついてくる部分を調整できます。
 

ここまで


レンダリングしました。
これで太陽の光が当たっていない部分の人工光が表現されました。
マスクを使った表現は奥が深いですね。
今日はここまでにします。次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今回の作業時間:60分)

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