初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

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リンゴのモデリング ~その10:リンゴの断面~【Blender #509】

はじめに


今回もリンゴのチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
Part10の続きを勉強します。
 

前回まで


前回は透過テクスチャを利用してリンゴの葉を作りました。
 


今回の作業


今回はリンゴの断面を作っていきます。
まず既に作ってあるリンゴを複製(Shift+D)しました。
 

ALTキーを押しながらグルっと選択して、「V」キーで切り裂きます。
 

切り裂いたほうのオブジェクトは「Separate」で別のオブジェクトとします。
 

真っ二つになりました。
 

断面に面を張っていきますが、
「F」キーでそのまま面を作ると「Nゴン」となって不自然になります。
 

こういうときは、グリッドフィルを使うと「四角形」で面を張ってくれます。
 

グリッドフィルの「Span」を調整すると四角形の数を調整できます。
 

丸みを帯びていた辺縁は「I」キーやループカットを追加してシャープにします。
 

これで面をはることができました。
 

新しくマテリアルを作成して、断面に使う画像を使ったノードを設定します。
別のマテリアルを適用したい面を選択してからAssignを押すと、
断面にだけ別のマテリアルを設定することができます。
 

断面にマテリアルを設定することができました。
ただ、UVマップがうまくあっていないのでぐちゃぐちゃです。
 

上から見たビューにして、プロジェクション展開をします。
 

上から見たままで、きれいにUV展開されるのでそれを画像に合わせます。
 

こんな感じにしてみました。
 

断面はみずみずしさを表現するためにRoughnessは低めにします。
 

Bumpの強さは皮よりもやや強めにします。
 

ここまで


最後に頂点の位置を整えました。
 

これでリンゴの断面を作ることができました。
この方法なら色んな果物を真っ二つにできそうな気がします。
次回も続きを作っていきたいと思います。
(今回の作業時間:60分)
 
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