初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Unreal Engine 4のAndroid(モバイル用)環境でジャンプボタン(仮想ボタン)を配置する。【Unreal Engine #110】

はじめに

BlenderとUnreal Engine 4の勉強を再開しています。
今回の目標は3Dで動かせるキレイなモバイル向けゲームを作ることです。
 

前回まで


前回、前々回はプラグインを使ったカメラの設定を試してみました。
 


今回の作業

今回はUnreal Engine 4のAndroid環境で仮想ボタンを配置してみたいと思います。

昨年、いろいろ調べてもわからなくて挫折した部分(検索してもほとんど出てこない?)ですが、今回うまくできる方法がわかりました。
 

プロジェクト設定のInputにはモバイル用の仮想スティックがあります。
 

Default Touch Interfaceをダブルクリックすると詳細が表示されますが、ここには仮想ボタンを配置する機能はありません。
C++で編集・追加できるそうですが、知識がなく断念。
 

なので、ウィジェットブループリントを使います。
ウィジェットブループリントにボタンとテキストボックスを配置しました。
 

ボタンの詳細タブからOn Pressed、On Releasedのイベントを作成します。
 

メインキャラクターのブループリントにカスタムイベント(ジャンプ開始・ジャンプ終了)を作成して、それぞれジャンプ(Jump)とジャンプ終了(Stop Jumping)に繋いでいます。
昨年、ダブルジャンプの設定をしたのでちょっと複雑になってしまっています。ダブルジャンプはこちらの本を参考にして設定しています。
※画面タッチでもジャンプの設定にしています。
 

さらにキャラクターのブループリントにウィジェット表示の設定をしました。
※レベルブループリントに同じものを書いていたのでそちらは消しました。
 

最後にウィジェットブループリントにキャラクターBPをCastしてカスタムイベントに繋ぎました。
 
ウィジェットブループリントに配置した仮想ボタンを押すと、CastしているのでキャラクターBPのカスタムイベントが呼び出すことができ、キャラクターBPのジャンプのアクションに流れるようになりました。
 
文字で書くとちょっとわかりにくいですね。
 

ここまで


これでジャンプボタンをタッチするとキャラクターがジャンプするようになりました。
 
プロの方からすると多分簡単なことだと思いますが、いろいろ調べて疲れてしまったので今日はここまでにします。手探りでまだまだ先は長いですが次回も続きを作っていきたいと思います。
(今回の作業時間:120分)
 
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