はじめに
こちらの週刊はてなブログの「ブログを書く」ってどんなこと?シリーズでの書籍プレゼントに当選しました。
山下さんがブログ継続の心がけていることとして「自然に気が向いて書いていた」や「あんまり一生懸命計画的にやっていたら続かない」と書いてあり、自然体でいいなぁと思って応募していました。
自分は仕事に関連した専門書以外にほとんど本を読まないので、久しぶりの読書になりました。
簡易生活のすすめ
明治時代の文化のなかにあった「簡易生活」を様々な資料を元に解説した229ページの本です。
第4章の「疲れる人間関係を断ち切る作法」にあった応接を5分以内で済ませることやお世辞を言わないこと、無駄に悩まないために正直にして後ろめたいことをしないことなど、昔の人も人間関係のストレスへの対処方法を工夫していて面白いと感じました。
最終章には全体を通じての要約が箇条書きでまとめてありますが、そのなかでも「続かなければ意味がないので極端にならない」「他人の思惑や評価で自分の意志や行動を変えない」「自分と他人の能力が最大限発揮できるように行動する」ことは今一度考えてみたいと思いました。
おわりに
週刊はてなブログの書籍プレゼントのおかげで、この機会がなければ全く知りえなかった分野についての本を読むことができました。ストレスが溜まりがちなことについては、簡易生活の考え方を自分の中に少しでも取り込んで活かしていければと思いました。
最後に、内容とは全然関係ないのですが、久しぶりに本書のような情報量の多い活字を集中して読んで、頭の中から雑念が消えて本の世界に入り込んでいるような感覚になることできました。フロー状態と言うのでしょうか、最近忘れていた感覚になることができて新鮮でした。
スマホやPCだと、どうしてもあっちこっちに集中力が持っていかれてしまっていることに改めて気付きました。このあたりも簡易にしていきたいですね。良い読書の機会を与えてくださった週刊はてなブログ様と山下泰平様に改めて感謝いたします。
簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった! (朝日新書)
- 作者:山下 泰平
- 発売日: 2020/02/13
- メディア: Kindle版