初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

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Blender 175日目。「リトポロジーの基礎」その6「効率的なリトポロジー作業(アドオン「DynRemesh 1.5」)」。

はじめに


こちらのサイト(↑)で紹介されていた「DynRemesh 1.5」というアドオンを使って、リトポロジーを試してみたいと思います。
 

「DynRemesh 1.5」について


「DynRemesh 1.5」は「BLENDER MARKET」というサイトで販売されているリトポロジー用のアドオンです。
 
「Dyntopo」で作ったハイポリゴンモデルは「多数の三角形」になっています。これを「異方性の四角形のメッシュ」に「リトポロジー」することを目的に作られたそうです。購入してアドオンに追加するとツールタブメニューに追加されます。また、制作者のTwitterによると現在v2.0を作っているそうです(AFX (@AFX_LAB) | Twitter)。(2019年1月8日に確認するとv2.0が完成していました
 

購入


値段は「15ドル」です。
 

購入しました。
 

インストール


「ファイル」→「ユーザー設定」→「アドオン」→「ファイルからアドオンをインストール」。
 

「zipファイル」のままインストールしました。
 

アドオンを適用


以前作ったこのハイポリゴンモデルでアドオンを試してみたいと思います。
 

左のツールタブにアドオンが追加されています。
 

初期設定のままで「Remesh」しました。これだとまだポリゴンが多い気がします。
ユーザー設定で言語を「English」にしてから「Remesh」しないとエラーが起きます。
 

「Decimate」の数値を「0.005」にして「Remesh」してみました。
この設定にすると、かなりポリゴンが減りました。
 

「Decimate」の数値を最小値の「0.001」にしてみました。
目に見えてポリゴン数が減りました。粗い部分もありますが結構いい感じに見えます。
 

左がRemesh後、右がDyntopoで作ったハイポリゴンモデルです。
 

完成?


Remesh後のオブジェクトです。遠目に見ればハイポリゴンモデルと遜色ないように見えます。ただし、このアドオンは説明をみると岩や顔などの比較的シンプルなオブジェクトを対象としているようです。今後リトポロジーをする機会があればv2.0を購入したいと思います。
 
今日はここまでにします。
次回からはまた下の本に戻ってどんどん勉強を進めていきます。
(今日の作業時間:60分)
Blender 2.7マスターブック スカルプト&シミュレーション編

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