初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Blender 220日目。「年代物のマイクのモデリング」その8(終)。

はじめに


今回も「tutor4u」氏が公開しているチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
 

前回まで


前回はコードを作って、「プリンシプルBSDF」のマテリアルで金属の質感を表現するところまで勉強しました。「プリンシプルBSDF」の便利さに気づきました。
 

今回の作業


マイクの中央部分の金属も「プリンシプルBSDF」を設定します。「メタリック」を「1」にすることで簡単に金属を表現することができます。
 

この部分は「Ctrl+L」で全選択して、前回のネジと同じ「metal」のマテリアルを割り当てました。
 

コードの部分にも「プリンシプルBSDF」で茶色にして「粗さ」を「0.5」にしました。
 

この部分には前回のネジと同じ「metal」のマテリアルを割り当てます。
 

マイクの内側の「filter」にも「プリンシプルBSDF」のマテリアルを設定します。
 

さらに「ディスプレイスメント」の「市松模様テクスチャ」、「拡大縮小」を「200」にしました。
 

この設定でレンダービューにすると、こんな感じで内側のフィルターが網目状に見えます。
 

台の部分にも「プリンシプルBSDF」のマテリアルを設定します。
 

「ディスプレイスメント」は「数式」にします。
 

「数式」のタイプを「乗算」にして、1つ目の値を「0.05」、2つ目の値を「ボロノイテクスチャ」にします。
ボロノイテクスチャの拡大縮小は「150」にします。
ディスプレイスメントなので、ぼこぼことした感じが表現されます。
 

レンダリング前に「シーン」の「デノイズ」にチェックを入れました。
 

完成


できるだけ画質の良い設定でレンダリングしました。
ファイルサイズが3.04MBと大きくなってしまいましたが、いままでにないくらい綺麗な画像がレンダリングできました。このチュートリアル動画では、細かなモデリング技術や「プリンシプルBSDF」の便利さが理解できました。特に台の部分のディスプレイスメントにボノロイテクスチャを使った部分の質感は、他のものにも応用できそうだと思いました。
 

おまけ


金属部分を黒くして、ピンク色にしてみました。
自分でいろいろマテリアルをいじってみるのも面白いですね。
次回からもYouTubeの動画で勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:60分)

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