はじめに
今回は「CG Geek」氏が2017年12月に公開したチュートリアル動画で勉強していきたいと思います。
前回は動画の9分14秒まで進みました。
前回まで

前回は「斜面」のオブジェクトを作ってから、「流体」、「ドメイン」、「波」を作るためのオブジェクトを作りました。さらに「ワイヤーフレーム表示」にして見やすくしました。
今回の作業

お手本のようにちょっと上向きにしました。

「1フレーム目」に「位置」のキーフレームを設定しました。

「30フレーム目」にも「位置」のキーフレームを設定しました。
画面の下半分を「グラフエディター」の画面にして、Z位置だけを表示にしました。
「1フレーム目」と「30フレーム目」に「ハンドル」が追加されています。

「ハンドル」を選択して、水面に出ない程度までオブジェクトを上にあげたところで止めます。

「50フレーム目」に「位置」のキーフレームを設定しました。

「50フレーム目」の「ハンドル」を下に下げます。(G→Y)

「150フレーム目」まで同じようにZ軸に上下運動をするキーフレームを設定しました。

「グラフエディター」のプロパティシェルフ(N)を表示して、「反復」のモディファイアーを設定しました。

ここまでの設定で再生ボタンを押してみます。
オブジェクトの上下運動によって波を発生させる装置ができました。

流体にするオブジェクトを選択して「流体シミュレーション」の「流体」に設定をしました。

波の発生装置については、「流体シミュレーション」の「障害物(Obstacle)」に設定。お手本通りに「スリップタイプ」を「自由スリップ」、「ボリュームの初期化」を「外殻」、「インパクト」を「1.4」にしました。

砂浜の斜面のオブジェクトにも「流体シミュレーション」の「障害物」に設定します。「部分的なスリップ」の量を「0.75」にすることで、波打ち際がほどよく表現されるそうです。
ビーチに岩を配置しないといけないのですが、岩のモデルを持っていないので、こちらのサイト(↑)からダウンロードしました。

いい感じの岩が10個も入っています。

「アペンド」しました。

拡大縮小して、岩を配置します。

波打ち際の岩に「障害物」の設定をしていきます。

こちらの岩にも「障害物」の設定をしていきます。

お手本のように「ドメイン」の設定をして「ベイク」してみます。
ここまで

ベイクした流体シミュレーションを動かしてみます。
砂浜に厚みがないため液体が下に落ちてしまっています(お手本と同じ状態)。
これは次回以降に修正していきます。
今日はここまでにします。動画としては21分01秒あたりまで進みました。
次回も動画の続きを勉強していきたいと思います。
(今日の作業時間:90分)
>次の記事
<前の記事