初心者から画像制作 -3D Graphic Design from Beginner-

3D画像制作を独学で1から勉強。

Unreal Engine 4 で「リアルな風景」を作る ~その4:海と波の表現~【Unreal Engine #91】


はじめに




久しぶりにUnreal Engineの勉強を再開しています。
今回はオンライン学習サイトの「Udemy」にあるDaniel Krafft氏の「Make Hyper-Realistic Outdoor Environments in Unreal Engine」というコースで勉強していきたいと思います(全編英語ですが聞き取りやすく、わかりやすいです)。
Unreal Engine 4.23とBlender 2.8を使ったフォトリアルな風景の作り方が解説されています。
 

前回まで


前回は霧の作り方やPost Process Volumeの設定を勉強しました。
 

 

今回の作業


今回は海や波の表現を勉強します。
マーケットプレイスの「Water Materials」という無料のアセットがおすすめされていました。
 

インポートすると「Planar Reflection Requires Global Clip~」というエラーの赤文字がビューポートに表示されていましたが、
https://docs.unrealengine.com/ja/Engine/Rendering/LightingAndShadows/PlanarReflections/index.html
こちらを参考にして平面反射を有効にすることで解決しました。
※「G」キーでPlanarReflectionの表示非表示を切り替えられるそうです。
 

上の設定をしたあとに再起動しました。
 

色々な種類の波がありますが、
「M_Ocean_Cheaper」がモバイルゲームなどで使いやすいそうです。
 

波の強さなどはVertex Paintモードで調節するそうです。
ペイントモードで、ViewをAlpha channnelにして
Vertex PaintingのChannnelsをAlphaのみにチェックを入れて
白くペイントすると、
 

このアセットの場合は水際がいびつになります。
alphaは頂点の移動の強さを指定するようになっているからです。
※水際は逆に黒く塗っておくと穏やかになります。
 

ここまで


この川の場合はRGBのVertex Colourにそれぞれの強さが指定されています。
色をそれぞれ調整することでいろいろな表現ができます。
 
最近ちょっと色々なことがあって趣味に集中できなくなっています。
夏までには何とかこの状況を打開したいと思います。
今日はここまでにします。次回も続きを勉強していきたいと思います。
(今回の作業時間:60分)