無料ではじめるBlender CGイラストテクニック ~3DCGの考え方としくみがしっかりわかる
- 作者: 大澤龍一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
今日も↑の本で勉強していきます。
今回はCHAPTER 04「ポリゴンモデリング③」を勉強しました。
このチャプターでは、便利な小技が紹介されているようです。
・辺ループのブリッジ
以前やったように、
「円柱」に「厚み付け」のモディファイアーを設定してコップを作りました。
「トーラス」をX軸に「90度回転」して、半分削除して取っ手を作りました。
このあたりは以前(11日目)と同じ流れなのでサクッとできました。
頂点の位置を調整していきます。
ここの面と
ここに作った面をつなぎます。
「Ctrl+E」 → 「辺ループのブリッジ」を選択。
見事にブリッジされました。
頂点数の異なる面をブリッジでつないだので三角形が多くできています。
下の面もブリッジすると、取っ手付きコップができました。
このあたりは復習みたいなものですね。
・ブーリアン
「ブーリアン」とは「複数のオブジェクトを使って、片方のオブジェクトをくりぬいたり、合わさった形にしたりするモディファイアー」とのことです。本書ではくりぬく作業がわかりやすく紹介されています。試しに、さっき作ったコップを四角にくりぬいてみたいと思います。
くりぬかれる側のオブジェクトに「ブーリアン」のモディファイアーを設定しました。
「演算」は「差分」、くりぬく側のオブジェクトを指定します。
くりぬく側のオブジェクトの「最高描画タイプ」を「バウンド」に変更しました。
「バウンド」にすると「オブジェクトを包む最小限のボックス」が表示されます。
くりぬく側のバウンドボックスを、くりぬかれるオブジェクトに近づけていきます。
くりぬかれました。
本当はここから最後に「ブーリアン」のモディファイアーを「適用」して、
くりぬき用のオブジェクトを削除する必要があるようですが誤って消してしまいました。
本書には他に「ナイフ」や「細分化」、「プロポーショナル編集」も紹介されていました。
また今度復習することにして、次に行きます。
次回はCHAPTER 05「カーブの基本モデリング」をやっていきます。
>次の記事
<前の記事